座面の修理

以前に作らせていただいた ダイニングチェア。
座り心地が気になってきた ということで、内部材の交換をさせていただきました。
具体的には、ベルトとウレタンの交換。
ファブリックは綺麗にお使いいただいていたので 再利用です。
そのため、見た目には何も変わりません。
座り比べないと分からないくらいの劣化でしたので、正直 判断に迷いました。
このタイミングで 直さなくてはいけないのか どうか。
とてもとても。本当に迷いました。
座り心地を気に入って お買い上げいただいていた訳なので、とても難しい。
だって 綺麗だし。
座り心地も ダメではない。
自分だったら まだ先延ばしにします。という状況。
さんざん悩んで 椅子張り屋さんにも相談して 結論を出しました。
座るというのは 健康にも影響することです。
ご本人が気になるのであれば 贅沢な気もするけど交換しましょう。と。
少数派ですが 3〜5年スパンで張り替えする方もおられるそうです。
今回 とても勉強になりました。

息子さんが ラーメン鍋を直置きしてしまった跡も 修理させていただきました。
どこだか分からないくらい 良い感じに直せたので良かったです。
綺麗にお使いいただいているので 美しいチーク。
やっぱり 素敵な木ですね。


